今、ソーシャルギフトが注目される理由
ソーシャルギフトとは、SNSやメールを活用して相手に贈り物(ギフト、プレゼント)を贈ることができるサービスです。コロナ禍をきっかけに、今、ソーシャルギフトが注目を浴びています。
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ネットを通じて気軽にギフトが贈れる
ソーシャルギフトの特徴として、LINE、FacebookやTwitterなどを通じて贈り物を共同購入し、贈ることができる点や、贈り手が相手の住所を知らなくても、SNSのアカウントを手がかりに現物を贈ることができる点、などを挙げることがあげられます。
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取扱商品もさまざま
オンラインで品物を選んだり贈答品のカタログなどに加えて、チェーン店のコーヒーチケットやファミレスやコンビニで使えるギフトカードなど数百円程度の少額のギフトも扱うこともできます。
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販売促進や福利厚生に使える
会社間の贈り物やノベルティの配布、社内イベントでの景品や福利厚生にも使えます。特にこれまでの贈答や配布にいたるまで手間を省くことができるので事務作業の負担が減ります。
ソーシャルギフトの具体例
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LINEギフト
LINEギフトはLINEから直接商品を選んで贈れるソーシャルギフトサービスです。LINEのサービスの一部ですので、LINEを利用している相手同士であれば手軽にギフトを贈れることが特長です。
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伊勢丹
伊勢丹は公式オンラインストアとは別にソーシャルギフトに対応したMOO:D MARK(ムードマーク)というサイトを展開しています。取扱商品はカジュアルでありながら高品質なものがラインナップされています。
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ギフティ
ギフティはソーシャルギフトの草分け的存在。ソーシャルギフトをはじめて10年以上経過しています。品揃えはオンラインで使えるギフトカードやコンビニで使える電子チケットをはじめ、ファッション、グルメ、インテリア/雑貨など一通りの商品がラインナップされています。
ソーシャルギフト市場の成長
統計によれば2018年の市場規模は1,167億円、2023年には2,492億円へ達する(矢野経済研究所)と見込まれています。コロナ禍においてはEC市場全体で売上規模が若干減少(下図)しましたが、今後、コロナが収束したあとは再び成長するものと見られ、今後も右肩あがりに伸長すると思われます。
ソーシャルギフトはECサイトに効果的
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新たな販売チャネルとして
ソーシャルギフトはECサイトに新たな販売チャネルを形成します。それだけでも売上の機会を増やすことにつながります。また、ソーシャルギフトを提供することは他サイトとの差別化にもつながります。
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サイトや取扱商品の認知、拡散
ソーシャルギフトはSNSと相性が良いのでマーケティングツールとしても活用できます。たとえば、商品をキャンペーンとして提供して、贈り元、贈り先の両方のコンバージョンを獲得することも可能です。また、さらにサイトや取扱商品を認知してもらうことや、サプライズといったことで贈られた相手方がSNSで拡散するということも期待できます。
このようにソーシャルギフトを新たな販売手法またはマーケティング手法ととらえて、検討、実践してみてはいかがでしょうか?
当社ではソーシャルギフトを構築したいお客様向けのプランを準備中です。詳細が決まり次第、ブログにてお知らせいたします。